手湿疹の必需品
手湿疹のケアでは、手湿疹で手や指の皮膚が弱くなっているのを保護することが大切です。そこで便利なアイテムは「手袋」です。
手湿疹で荒れた手指は非常に刺激に敏感になっています。特に水仕事をする時に使用する洗剤類は症状を悪化させる原因にもなってしまいます。食器洗いをはじめとして、お風呂洗い、拭き掃除など、水を必要とする作業を行うときは、必ずゴム手袋をして行うようにしましょう。そうすることで、手湿疹で荒れた手指を刺激から守ってくれるのです。
水仕事をする時だけでなく、その他の作業でも手指を守るために、綿の手袋をすることもお勧めです。洗濯ものを干すとき、布団の上げ下ろしをするとき、掃除機をかける時などの作業でも、触れているものと手や指に摩擦が起きてしまいます。その摩擦が刺激となりかゆみが起こってしまったり、皮はむけてしまったりすることがあるのです。
ですから、手湿疹の症状が安定するまでは、常に綿の手袋を着用するようにしましょう。ただ忘れてはいけないのは、ハンドクリームなどの保湿剤をかかさないことです。ゴムの手袋や綿の手袋で手を保護しているからと言っても、着用している手袋と手や指は触れていますから、必ずハンドクリームなどの保湿剤で保護しておくようにしましょう。一日数回の保湿剤と、手袋であなたの手湿疹の症状も落ち着いてくるかもしれませんよ。